全国約1,600の自動車修理工場

ＪＡ共済自動車指定工場協力会［愛称：ＪＡＲＩＣ（ジェイエイリック）］では、令和6年10月25日（金）、ＪＡ共済幕張研修センター（千葉県）にて、「第47回全国フロントマン選抜技術競技会」を開催しました。

全国の自動車整備・修理工場約1,600社が会員として所属しているＪＡＲＩＣ主催のこの競技会は、各都道府県選抜のフロントマンたちが、日頃培った見積技術を競うものです。競技会に先立って行われた開会式では、主催者を代表してＪＡＲＩＣの髙間　専逸会長より「第47回全国フロントマン選抜技術競技会に全国各地から15名の皆さま方にご参加いただき、誠にありがとうございます。本日は日頃の成果がしっかりと出せるように祈念申しあげます。」と挨拶がありました。

競技は、フロントボディを損傷したスズキ・クロスビーとリアボディを損傷したホンダ・N-BOXの2台を使用した実車見積に加え、フロントマンとしての知識を問う新設の学科競技を行いました。

また、競技会翌日には、競技に使用した事故車両の見積解説と、新型車（トヨタ・プリウス）の構造の解説を行いました。参加されたフロントマンの方々は、技術や知識を深めるとともに、最新の技術や知識を習得しました。

競技会終了後、審査委員による厳正な審査の結果、大分県の清家　義顕さん（清家自動車）が最優秀賞の栄誉に輝いたのをはじめ、５名のフロントマンが受賞の栄誉に輝きました。

ＪＡＲＩＣでは、「ＪＡ共済の指定工場として、真のサービスを提供し、組合員・利用者の皆さまの満足度向上に努力する」ために、自動車整備・修理工場のレベルアップを図り、ＪＡ自動車共済の事業に貢献できる優秀なフロントマンの育成を目指してまいります。